オリパラ委員会の事務所費
前談
http://lite.blogos.com/article/187174/
憤慨しちゃうよね。仕方ないよね。
とは言え、実は割安で借りてるであろう事は伺える。
数字だけ見ると、虎ノ門ヒルズのフロア面積は概ね1000坪。
4300万なら坪単価43000円なので、虎ノ門ヒルズとしては共益費が含まれていれば高くは無い
(*ただし極端に安いとも言えない)
(*森ビルは総じて割高傾向)
(*割高感はあってもビルスペックは悪く無い)
そうなると面積は妥当かという話。
常駐社員数=坪数は必要最低限。
現代風のある程度余裕を持つなら1.5坪か。
なので、仮に常駐する職員が1000人居るなら、仕方ないような気もする。
なお、1年前で400人、最終的には7000人の組織になるんだそうだ。
それは良いとして、常駐者の数が相変わらず分からない。
ブログによれば2フロアを使っていて、仮に占有とすれば2000坪
1300〜2000人が"常駐"なら、それ程贅沢な使い方とは言えない。
感覚として、全部合わせて、一人当たりの面積が1坪下回ると、デスク幅は1m以下で、席を立とうと椅子を下げると後ろの人かキャビネットに当たるレベル。
普通に仕事する環境としては悪い。
問題とするなら
・ワンフロア1000坪必要か?
例えば複数フロア合計1000坪だと、ビルのスペックが変わるので坪単価は落ちる。
・なんなら、古めのビルで一棟借りならもっと安いかも(空きが有ればね)
・立地などは再考できないか?
都心でもより単価の高い新橋虎ノ門エリアではなく、いわゆる副都心や、八重洲など、探せば安いエリアはありそう。
ただ、単価が30000になっても、月額3000万。
なので、事務所のコストが重いのは大してかわらない。
・何年もオフィスで働く常駐スタッフは、本当に1000人超えるか?
オフィス面積を考えるときはこれが非常に大事。
週一回も来ない人が大勢ならカウントはし難い。
という事で、4300万に目くじらを立てるのは意味がない。
と言う話。
てか、それをキャッチコピー的にされると、ちょっと無知感出る。
むしろ、「都心に1000坪必要か?」の方が正しい。
尤も、金額ばーん。の方が大衆ウケするのもわかるけど。